南丹市内の亀岡盆地の愛宕灯籠

園部町では南丹市の観光パンフを紹介しましたが、同じものでも仕方ないので、市民向けの市勢要覧というのを紹介いたします。で別になっております。

この地図でも四分割されているというか、市の成り立ちがそもそも四つの地域の合併なのですね。
位置的には下から二つ目、園部町の一つ上の東側が八木町です。
市役所は園部にありますし園部の方が有名なのですが、起源的には八木の方が古いようです。
山陰街道が一筋通っているだけの園部に比べ、八木は亀岡盆地の一部であって桂川まで流れていますので、そりゃまぁ交通の便がよかったのでしょう。

愛宕灯籠も、神吉という山の縁の一地区を除いて、基本的に平地にありました。
平野部分から始めて、神吉へ、そして宕陰へと、北に向かってどんどん昇っていく感じが面白かったです。
なるほど、北面する魁夷な山へ信仰心が芽生えるのが、何だか自然の摂理というか、一種の成り行きどおりという感じさえしました。

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345_南丹市園部町高屋

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346_南丹市園部町高屋

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347_南丹市園部町熊原


以上、比較的北側の3人衆。長命的には園部町ですね。

346_は「愛宕」の文字がないのですが、近くで畑仕事をしていたおばちゃんが教えてくれました。
その一角(道の一隅)を「愛宕の辻」と呼ぶそうです。
そして、もう一つの愛宕灯籠がどこにあるかも教えてくれました。
それが345_で、すでに見つけてあっただけに、二つの灯籠が地元的には一つの地域に含まれるんだなというのがわかって面白かったです。
というか、愛宕への信仰が相当しっかりと根付いていると思わずにはおれないのでした。

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348_南丹市八木町山室

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349_南丹市八木町室橋

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350_南丹市八木町諸畑

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351_南丹市八木町日置


いよいよ八木町。
いずれも都市感がありました。特に349_なんかは商店街というか、かつての目抜き通りじゃないかな。
穴場は350_です。この他にも様々な石灯籠が小さな祠の前に寄り集まっていました。

そして、ここからが神吉。

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352_南丹市八木町神吉

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353_南丹市八木町神吉

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354_南丹市八木町神吉


353_は、見たとき撮ったときは、天空の愛宕灯籠だ!と大興奮したんですが、ひょっとすると近くの神留寺の灯籠かもしれません。
真偽不明です。
でもいずれにしても、急斜面にすっくと立つ菅田は美しく、地名に「神」の文字を使うにふさわしい印象を受けました。

北の山には神が宿るのです。
「私たちの身近にある石造物を訪ねて」に敬意を表して亀岡市には触れずにおくことを心に決めてはおりますが、これだけ心に密接している様子を垣間見てしまうと、やはりいずれは行って、あれやこれやと話を聞いてみたいなと思います。




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by fdvegi | 2018-03-26 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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