松井山手の愛宕灯籠

出町柳の近くに「幸神社」という神社があって、「さいわいじんじゃ」や「ゆきじんじゃ」ではなく、「さいのかみのやしろ」と読みます。実は、昔の道祖神(さいのかみ)を祀っているのだそうです。

大昔、平安期の京都は出雲族という人々の勢力域で、出雲路橋も出雲○○町も出雲井於神社(いずもいのへじんじゃ)も雲ヶ畑も、その出雲ピープルの名残だとする、京都出雲説(仮)があります。

今の上御霊神社の裏辺りに上出雲寺なる中心地があったそうで、幸神社はそうした出雲ピープル圏の南限にあたるので道祖神がある、ということになります。なるほど、なんとなくつじつまが合う。

ちなみに、幸神社の近くにある枡形商店街には出雲屋なる豆腐屋があります。
真偽や関係のほどはどうなんでしょうね。

さて、京田辺市の松井天神社も「てんじんしゃ」とは読まず、「あまつかみのやしろ」と読むようです。北野天満宮で有名な菅原道真を祀る「天神さん」ではありません。

恐ろしく密やかな場所というか、正面からは地元民しか行けません。
単純に道が細すぎるからですが、その締め出し感がいかんともしがたくしめやかなのです(裏からは車で行けます)。
木々が覆いしげる境内は何とも言えず薄暗い。

それでいて、灯籠探しの一行(一家)は、狭い境内で氷鬼を楽しみました。
鬼ごっこの一種で、鬼にタッチされると万歳するように両腕をまっすぐ上げ、左右の手のひらどうしをあわせて固まるというものです。凍るということでしょう。
走って逃げる娘にタッチすると律儀なまでにピタッと立ち止まり、ミュンと体を伸ばして固まります。丸こいお腹と上気した顔の丸さが強調され、超かわいいのです。

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332_京田辺市松井向山


リニアの駅を作っているのでしょうか、神社の裏手のすぐ近くのところを猛烈な勢いで工事していました。第二京阪から京奈和道へ入る時、左カーブを走っていると山の向こうにふうっと大きなクレーンたちが現れ、妻はそれをキリンと呼んで面白がっています。
10年後はどういう風景になっているんでしょうね。
娘は氷鬼のこと覚えてるかな。





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by fdvegi | 2018-02-04 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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