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隣国へ8・9・10

威勢よく一気に3ヶ国行ってきました。
ラオス、韓国、インドネシア。
その間2週間、しかも毎回バンコク発着でしたから、なかなか過酷な詰め込み日程でした。
けど、やっぱりいいですな、知らないお国は。

愚かにも、ほとんどカメラを使わなかった自分が恨めしい。

<ラオス>
仕事の空隙をついて、噂に聞いていたハーバルサウナに行ってきました。
ソックパルアンSokpaluangというお寺の隣にあるというのでトゥクトゥクに乗って行ってみたところ、え、まじでここ?という2階建てのあずま屋みたいなところです。
階段を上がっていっても特に誰も声もかけてこず、たまたまいた西洋人に教えてもらって服を脱ぎ布を巻く。
再度、え、ここなん?という小部屋的な中に入ると、そこはもう視野ゼロ世界。
暗いのと蒸気とで前後左右がまったく不明、そして立ち込めるハーバルの香り。
いやもうこれはたまらん。最高です。
老若男女・国籍ラオ語力を一切問わない解放感、緑いっぱいのあずま屋で一休みする脱力感。
シャワーがないので、最後は樽みたいのにたまった水をかけて終了です。
約180円でした。
これだけを目当てにまた行きたい、そう思わせるラオスの底力。
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実はこれが大統領府。総理府かな。国家中枢です。


<韓国>
日本一時帰国の途上、上司の猛烈な勧めでしぶしぶ行ってきました。
タイ航空で直通より、アシアナでソウル経由の方が安いというのもありますが。
朝の6時にインチョン空港着、空港島のホテルのチェックインまで6時間。
行ってきましたよ、韓国銭湯。これがまた、いい!
韓国はどういうわけか全裸圧力がすごくてですね、服を脱いでから上階の湯船まで行くのにタオルを使わせてくれないんですね、常連さんが。怒るんです、こら、みたいな感じで。
なんで?とは思いつつも、郷に従えということでぶらんぶらん風呂に入り、サウナに入り、だらだらして、いざ垢すりへ。
すると、垢すりのおっさんがまず全裸、腰高の台の上で仰向けに寝ているぼくが全裸。
何この全裸大会?
しかし認めざるを得ない、アウェーであるにもかかわらずひたすら全裸で過ごすことの法外なまでのリラックス効果。
全てが湯に溶けだしていく感じ。
その後、ゆるい服を借りて、仮眠室で仮眠。
目が覚めると12時で、風呂屋を出て、サムゲタンを食いに近所のサムゲタン屋へ。
サムゲタンと砂肝の焼いたのを肴にソジュという焼酎をぐびぐびやります。
もうほんと極楽ですよ、これは。
チェックイン後にソウルの町へ繰り出し、石焼きビビンバとイカのキムチを肴にマッコルリをぐびぐび。
空港島へ戻って再びの風呂屋へ。
あーもう、カムサハムニダ。
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ソウルの地下鉄。全裸文化は徴兵制度の賜物か。


<インドネシア>
ボルネオ島のインドネシア領、つまりカリマンタンのパランカラヤというところへ行ってきました。
首都ジャカルタは空港近くのホテルで夜を越しただけ。
翌町6時の飛行機に乗るために青い顔して空港へ駆けつけたところ、いきなり出発延期。
パランカラヤの天候が優れないんですと。
1時間ほど待合室で待たされて、まぁようやく飛んだんでいいんですけどね。
パランカラヤでは結局、ホテルにしかいなかったな。
会議が終わってホテルを出たところ、辺りに充満する妙なハーバル臭。
なんじゃこりゃ、と尋ねてみたところ、これこそがたった今会議で熱く論じられていた森林火災なのです。
まじですか?
飛行機の遅れの原因の天候不良も実はこの煙のせい。視界不良だそうな。おそろしや。
さて翌日、9時発の飛行機でジャカルタに戻ろうと空港へ行ったところ、はいお決まりの出発延期。
放送がとにかくインドネシア語(タガログ語?)だけなんで詳細不明ですが、もう明らかに煙。
待ちに待って定刻から3時間半遅れでジャカルタに着いたはいいものの、バンコクへの乗り継ぎ便はすでに出発済み。
対応が絶望的に遅くて雑なガルーダインドネシア航空にせっつき、あるいは下からなだめすかして預けていた荷物を取り返し、代替便を確保(まさかのエアアジア)。
へろへろになって帰宅したのが22時。予定から6時間遅れ。
その6時間が、ただひたすら「待つ」ことに費やされたという悪夢のインドネシア行でした。
もう、あそこには行かなくていいです。
隣国へ8・9・10_c0072352_012951.jpg
東南アジア、夜の宴

by fdvegi | 2011-09-25 00:30 | 東南アジアなん | Comments(0)
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