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そろそろ日暮れ

22日は休みをとって、娘を保育所に預けて妻と二人で街へ出た。
半日ぶらぶらして、最後にカフェ・コチでビールを飲んでケーキを食べる。
平日とあって客も少なく、店の中はほとんど何も変わってない。
仕事を休んで半日本を読んで過ごしたり、ワインを開けて一日過ごしたりした頃のまま。
空は晴天、光は横から、カーテンは風に流れる。
心地よく怠惰。

「年輩組みだったね」と帰りに妻が言う。
店の客層では自分たちが一番年上なのだった。
別に浮いてはいない。はず、と思う。
ただ、二つの円の重複するゾーンの、それもかなり上の方にいつの間にかいた。
心地よい空間として楽しめるぎりぎり。
休日ならもう無理だったのかもしれない。

あまりに長くてもうそれが普遍のような気がしていたモラトリアムが、いつの間にか終わってた。そういうことか。
街を歩いてむしろ普段よりも疲れた体で娘を迎えに行きながら、そんな風に思う。
そろそろ日暮れ。
食事、入浴、洗濯、飯炊き。散乱する部屋。
そういう意味があるんだな、子どもっていうのは、逆算すると。
ないとだめってわけでも、そのために生まれるってわけでもないけどさ。
そんな風に思う。

思うが早いか忘れている。
今夜は早く寝てくれないかな、そんなことを思ってる。


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by fdvegi | 2014-09-23 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

コミュニケーション・アン・ビジブル

3月に急に係長に昇進した。
自分が使っていた主任の枠は勝手にレンタルに出されてしまい一人係長になった。なので、3月と4月の人事案件にはまさに忙殺された。残業は70時間を超え続けた。
と同時に、4月に報告書作成の指示が来た。7月の提出まで病的にその仕事をしていた。39度の熱があっさり出るようになった。
報告書をやっと提出できて一息ついたかと思うと、9月のサイトビジット(評価団の現地訪問)の準備が始まって、8月は土曜がないような状態だった。
そして先日、そのサイトビジットを終えた。39度への対処はずいぶんとスムーズになったと思う。

この間、5月に淡路島へ行き、8月には四万十へ行った。休みとなればただただ車を運転している。

そういうわけで、3月4月5月6月7月の5カ月に渡って、ほとんどまったく走れていない。
昼休みをろくに取ることができず、土日は娘の病院通いなどなどに完全に奪われた。
改めて見ると長い。
2月6日には、狸谷不動尊を山門まで上がって赤山禅院を経て御蔭神社まで至る11キロ、高低差280メートルのコースを4:46/kmで走っていたのが、今日は北大路を千本まで行き、北山へ上がって東大路を下りてくる11キロ、高低差80メートルのコースに4:47/kmかかっている。
体重は量ってないけど、体形が明らかに変わった。
ひどいもんだと思う。

そんな今日、娘の年とほぼ同じ1年4カ月ぶりにまさるの墓参りへ行った。
1年4ヵ月前、いつ生まれてもおかしくない状況で、お父さんと矢野のおっさんのお宅訪問と合わせて行って以来。ふと思い立って。
だから、娘を連れて家族で行くのは初めてだった。
手を合わせ一通り念じ終えて目を開けると、強い風にあおられた線香から炎が上がって揺れていた。
まさるさん。
昔、結婚の報告に行った時には目の前でパッと火がついた。
出来すぎた芝居でも何でもいい、嬉しかった。
だから今日も嬉しかった。

親になった。
若くして自ら逝った彼の不孝を思わずにおれない。
不憫でならない。
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by fdvegi | 2014-09-13 00:30 | 京都在住 | Comments(0)