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死に化粧

先日、新しい靴を買ったので、同系色の古い方を捨てなきゃな、と思っていたのです。
今日、新しい方を磨いて靴箱を開けると、その古い方がありました。
間近に見ると、改めて随分とくたびれています。

思えばこれを買ったのは15年終わりか16年最初の山梨ですから、
トータル5年の使用期間。
毎日同じ靴を履くわけではないとはいえ、なかなか長い方ではないでしょうか。

せめて最後にひと磨き。
本来ならダスキーブラウンなんですが、引越しのごたごたで見当たらないので、
新しい靴用に買ったレッドマホガニーで代用です。

つま先がだいぶやられています。
よくつんのめったり、つま先をぶつけたりするのです。
内側のかかとあたりがこすれています。
脱ぐとき、片方の足で別の足を踏んで抑える悪い癖です。
甲の横じわはもはや波打つように。
手を突っ込むと靴底の親指の部分が破れています。

丹念に、丁寧にクリームを擦り込み、ブラシを走らせます。
俺とよく歩んでくれたね。
ふいとそう呟いた瞬間、鼻の奥をツンと走るものがあるのでした。
次の靴はお前よりもっと慎重にケアするから。
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よく頑張ってくれた。

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by fdvegi | 2008-12-23 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

愛の到来

すし屋のマグロっておいしい。
不思議なというか妙なというか、とにかく味があって心地よい歯触りがあって、
脂なんかなくても赤身で断然にうまい。
何か仕込みをしてのことなんだろうか。

そんなことを、西村鮮魚店でマグロを食べながら考えた。
ここの上マグロは、そんなすし屋っぽいマグロの味がする。
だからもうちょっと厚めに切って欲しかった。

先日の研修報告会、持ち時間30分のところを、俺と来たら50分も話してしまった。
だらだらとまぁ。

その話の中で、自分がきわめて何気に「淡々と」を連呼しているのに気が付き、
そういう言葉はこういう席ではあまりよろしくないだろ、と意識しながらも、
それでも引き続き、何かした時は常に「淡々と」という修飾をつけてしまう自分が
なんだかちょっと不思議だった。

社会を揺るがす大事ではないにしろ、それなりに激情を抱えながら過ごした2年なので
それをひたすら「淡々」と表現するというのは、思うに、
自分が淡々と過ごすことに強烈な憧れを抱いているか、
それらのことが決定的に過去のことになっているか、
そのどちらかか、あるいは両方なんだと推察される。

西村鮮魚店に現れた「アウトサイド」のオーラを明らかに放ちまくっている人は、
(ぼくはそういう人が現れる店が好きなのだが、店の人まで一緒になってそちら側に行かれてしまっては困る。その点、上燗やに一日の長があるだろう。近いからいいんだけど)
入店するが早いか昨今の社会情勢の変化の速さを、
まるで強豪チームのサイドチェンジの速さを語るように、
どこか高揚して誇らしげにさえベラベラと喋り出すのだった。

あぁ、社会というのは変化が好きなのだ。それも劇的な変化が。
そして今回の変化を引き起こしたその主要因は「信用」であって、もはや「情報」ですらない。
情報化の時代には、それはわずか5、6年ほど昔だったと思うけど、世の中がとにかく、
「これからは情報だ情報だ、大情報化時代だ」と自ら喧伝して、
社会の誰もが知るところとなったわけだけど、
「信用」について、そういうパブリック・リレーションはあっただろうか。
情報で出し抜けた人だけがいつの間にか信用の領域に入って行って、
そこでまた大儲けしたり、狂ったりしてただけんじゃないのか。
もはやある種の隔離じゃないのか。
なんてことを考えた。

ルンルンアウトサイドのそのお客さんと、その人から決して離れまいとして必死にすら見える店長は揃って、お金が紙くずになる時代の超近未来の到来を確信していた。
いやいや、確信してるのではなくて、楽しみに待っているのだ。
そうか。こういう力がまさしく変化を来すんだろう。

そんな風に思いながら、ぼくは淡々と酒を飲んだ。
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by fdvegi | 2008-12-21 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

ハワイナイト

うまいこと思い通りにものが運んでいる、今のところ。
ありがたいことだ。

思わず得意げになりそうだったけれど、
よくよく考えて見れば、聞く耳を持って方針を変えてくれた部長の度量が
なかなか本当にすごいなぁと感心せずにはいられない。

たとえば5年後輩の意見をまじめに聞いて、では、
とばかりに方針を変えられるかといえば、今の自分にはちょっと無理な気がする。
ましてや20年も30年も後輩とくれば、無視してしまそうなものだ。
あまり好きでない人だったけれど、何だかこれで印象が変わる気がする。
人はいつから後追うものに道を譲るようになるのだろう。

久々にキリン・シティに行ってみた。
ここでピザを食べると、何故かサンフランシスコでピザを食べた夜を思い出す。
底抜けに楽しかった。
ありがたい経験だと思う。

来週はアメリカ報告会だけど、まさかそんなことも話せないし、
となると、いよいよ喋ることがない。
まいったなぁ。
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by fdvegi | 2008-12-09 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

俺のみが酒飲み

結婚式の服が決まりました。
服、50万円もかかるんすね。
買うんじゃないよ、借りるので。
式まで一月です。

帰りにスタンドによってきました。
赤羽のまるます屋ではいつも鯉の生刺しと鯉こくで飲んでいて(mixiの写真はそれね)、
そのゴールントリオの再現は終生不可能だと思ってましたが、
新京極スタンドの、きずしとかす汁のコンビに今夜確かな光明を見出しました。うはー。
夏場はかす汁ないんだけどさ。

今夜スキャンダルを観終えたら、明日は本部の部長に抗弁です。
気重めぇな。
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by fdvegi | 2008-12-07 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

新規開拓

今日、職場に外国人が大挙してやってきました。
いろいろと目を開かれる思がしたので、それを書こうと思ったんですが、
うまくまとまらないのでまた今度。
これはちゃんと言葉にしておきたい。

ところで昨日のお話を。

寿司を食おうとすし屋に行ってきたのです。
琴音寿司っていうところ。
カウンターで握ってもらうのが嬉しかったな。
順番に目の高さの板の上に(←この板の名前って何?)置いて行ってくれるんですが、
最後に一口サイズの巻物を何個か、片手で上から優しく鷲づかみする感じで持って
まとめて置いてくれるその仕草が、ぼくは好きなのです。

その後、てしまっていう小料理屋へ。
あじろっこんの無菌的スマートさにはない、
ディープディープ京都を存分に楽しませていただきました。
肺胞一つ一つに染みいる感じ。
そういうところって、空気が間隔としてではなくて触媒として在る感じなんだよね。
しかも、料理はひとつひとつやたらとおいしいんだぜ。

最後はマスターとお客さん全員でワインで乾杯までしてくれて、←もちろんおごりさ
ほんとにいい誕生日になりました。
ありがとう。
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by fdvegi | 2008-12-04 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

我が家にポットがやって来た

アスクルで注文した保温ポットがやってきました。
c0072352_2240266.jpgこれでお茶飲み放題。
いつでも熱い湯があるからね。
寒い冬には欠かせない一品です。

今は急須一個なので緑茶やそば茶ばかり飲んでますが、
じきにホットプレスがやって来ますから、
我が家のテーブルに紅茶が並ぶ日も遠くはないでしょう。

  カフェ 手抜かりでした
  いらっしゃいませ
  茶菓子は持参で

時を同じくして、クリスマスカードが早々にやってきました。
スウェーデンの知人から。
二十歳そこそこの頃にお世話になったその人はよく、
きっと10年後には結婚してるんでしょうね、と言ってましたが、
今回はついに、結婚式の後には写真を送ってね、30才おめでとう、
とのメッセージ。

なんだかグッとくる一夜なのでした。
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by fdvegi | 2008-12-02 00:30 | 京都在住 | Comments(0)