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安かろう悪かろうな不安

職場では新聞を2紙とっている。
今日、とことこ歩いていたら届きたての夕刊が台の上に乗っていた。
「世界同時株安」

朝方のニュースで聞いた時はもっとましな調子だったのに、
大きな活字が重なりあっている様には、思わずおぞ気をふるってしまいました。
目の粗い白黒の集団がトレンチコートでハンチングを目深にかぶってどんよりと、
しかし妙に気忙しく暗い暗いマンハッタンの街を歩く。
そんな姿が明日の朝のテレビに映し出されているんじゃないか。
そんな不安。

連休は温泉でも行きたいな。
なんてのん気なことを言ってていいんだろうか。
←小市民のこういう心理がさらに不景気に拍車をかけるのだとしたら、
新聞各社はせめてフォントをゴシックにするとか、絵文字を使うとか、
そういう工夫をちょっとくらいできんかね。
まったくもう。
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by fdvegi | 2008-09-30 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

もしもアメリカが倒れたら

アメリカの大学はどうなるんだろう。
そんな想像を本腰でしてしまう。

ぼくはよくアメリカの大学の印象を予備校か自動車教習所のように話す。
「一生懸命、運転の練習をするだろう。免許を取るために」と。

なるほど、確かにアメリカの学生さんたちは猛烈に勉強していた。
けれど、わけのわからない権威やにわかジャーナリズムの報告は無責任な感じがする。
なぜなら、アメリカの学生たちのその姿に、ぼくは予備校時代の自分を姿をみたからだ。
それは、日本の私たちが一般的に想像する「大学生が勉強する」姿とは、少々趣を異にするんではなかろうか。

「明確な目的意識を持って勉強する」という、気の利いた言い方をするケースもある。
なんでそんなにアメリカの学生が好きなんだ。

「明確な目的意識を持って」勉強するのではなく、「その資格がなくてはニッチもサッチもいかない」という明確なデファクトスタンダードな(?)ルールが就職市場にあり、「その資格で就ける仕事分野ははっきり言ってそれしかない。それ以外でもいいけど、そういう場合はもっぱら甚大な損をする」という、かなり白黒はっきりした状況なので、一旦その資格と定めたら、その資格を取るために猪突猛進勉強する、という仕組みに見えたのだ、実際のところ。

ちなみに、アメリカの大学では在学中に学部を転籍できるのだが、これは国際習熟度テスト(ビバ大阪!)で必ずしも立派な順位ではないアメリカの若者たちが、18やそこらで今後の人生と、そのために必要な資格を得るために必要となる異常に多額の学費の投資先についてベストな判断をできるわけもなく、よって、入学後でもちょいちょいと学部を変えられる仕組みになっている、とぼくは思っている。

そうでないと、「やめるから入学金返せ」とはいわないまでも、年を追うごとに学費収入が目に見えて目減りしていく、という状況が割とあっさり生起するという気がぼくはする。自分で払うしね彼ら。基本的に。

ていうか、根がハッピーな国なのだ。
その先にあるはずのハッピーに至る道が一本の、それも苗を一本一本手で植えなきゃいけない水田だとしたら、そんなもの何も躊躇もなく別の道に変更するだろう、普通。「道」の精神なんてない。日本じゃないんだから。道は精神ではなくロードという名のツールなのだ。ツールが一つしかないなんてあり得ない。家が寒いだなんてあり得ない。暑いだなんてあり得ない。
不快だなんてあり得ない!
そういうところ、俺は好きだぜアメリカ!ヘイメーン!

長くなるな。ていうか何話してたんだっけ。やめます。すいません。
ていうか、当然ですが、色んな意見があります。いろんな側面がありますよ。
ここではあえて、わざと、故意に、ステレオタイプな劣等感を掻き立てるような、憧れの立派な土地を夢見させるような情報だけが真実ではない、という話をしている次第です。
念のため。あしからず。あまてらす。
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by fdvegi | 2008-09-30 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

エナジー

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←今週の一枚。金曜の晩がピークです。

前から気になっていたHa-Ha apartmentで秋物のコートを購入しました。からし色が素敵です。

Chicago(街のことじゃない)で何も考えずに買い、後になって実は女性ものだったと判明したカーディガンも、今日ためしに着てみたら結構使えそう。

ちょいとわくわくしてくる、そんな秋冬。
涼しくなってきて嬉しいね。

この週末、街はなぜか雨の朝のように落ち着いていて穏やかでした。
kosciでの遅めのランチはエビと野菜のサンドイッチ。
そしてバナナ感たっぷりのバナナミルク。
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by fdvegi | 2008-09-28 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

おともだち

結婚式に来てもらうはずだった友人がいきなり3人も無理になってしまいました。
一人は妊娠。前回、重病人のようになっていたので今回も無理っぽい。
二人は海外で就職決定。

残念。
しかし、みなさん一様に(?)おめでたいことなので、
おめでた重なりということで喜びましょう。

昨夜、二人の友人と食事に出ました。
京都の社長さんが社長業の荷の重さをしゃべれば、
東京の官僚君がノブレス・オブリージュを語る。
俺、黙る。

今の職場に就いてから、とかく責任という言葉の身のなさに辟易しています。
逃れて押しつけるためのゲーム的な様相を呈しているような。
どうも何だかそんな気がしてならんのです。

制度の端々にグレイゾーンが出てきたというよりむしろ、
そのグレイゾーンが拡大重複したところに
その場しのぎ的な取り決めを落とし込んだような状態で、
何も判然としていない、というのが根本的な問題という節もあるんだが、
とにかくそれで、誰かの指示だから、誰かの言質を取ったから、
前にそんな風に言われたから(←しかも曲解多数)、のオンパレード。

だいたいにおいて、その「誰か」にならざるを得ないし、それならそれでやぶさかではないさ。
それが真に致命的な問題かというとそうではないしね。
聞いてくる人の大半が驚くほど機械に徹してまったく議論にならず、
いったん保留して、こちらが相談を持ちかける相手は、
「わからない」「なんとも言えない」「そうとも言い切れない」に終始する。

グレイゾーンに対し何らかの見解を示さざるを得ない時、
決定的に孤独なんだな、これが。

多かれ少なかれ最終的には誰でもそうなんだろうけれど。
「最終的」に到達するまでが、あまりにも浅すぎる気がするんですよ。
今、あそこでは。

なんつって。
結婚式、誰呼べばいいんだー。
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by fdvegi | 2008-09-27 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

雨がやむたびに美しい

ついに夏休みも最後の夜です。
長かったぁ。
13日から16日まで休み、17日に一度出勤して、18日から23日まで再休み。
まぁ、10連休ですね。

坐禅に続けて旅行の計画がバタバタと破綻し、
結局、埼玉に2泊した以外はひたすら中京区におりました。
これが案外、よかったな。

居間の照明を2つ新調し、富小路で焼き鳥を食べ、
寝室に常夜灯を入れ、換気扇を掃除して、除湿剤を新しいものに取り換え、
おはよう朝日ですで見たケーキを買いに梅田まで出かけた以外は、
もっぱら毎朝走り、風呂に入り、新聞でも読んで、茶を沸かし、
酒を飲みながらDVDで落語を観るという日々でした。

ブックオフに来てもらって本を一山持って行ってもらいました。
あーあ。
「西荻夫婦」が出てきたので2度3度と読み返してみて、
なるほど、巻末のあとがきが沁みる。

一日、雨のひどい日がありました。
バケツをクラッシュしたような大水が断続的に降っては止み、
時折、そこに滝があるような轟音に飲まれます。
朝、一瞬の停電がありました。
灯が消え、音がやみ、東山が見えました。
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by fdvegi | 2008-09-23 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

責任がある。重石になる。

6時には職場を出るつもりだったのに、結局また中途半端に遅くなってしまった。
これではまたクライミングに行けない。
鬱陶しい。

3泊4日の座禅修行体験に行くつもりでいたのに、
いざ申込んでみたら既に定員オーバーだった。
22日からなら空いているらしい。けっこう混んでるんだな。なめてた。
俺、しょっぱなから座禅をなめてました。すいません。

13日から16日までは東京へでも行こうかな。
誰か相手をして。
19日からは輪島へ行きたい。

近頃、何もかもきわめて不調というか、何もかもまったく面白くないので
いささか被害妄想的になっている。
しかし、それにしたっておかしい。
全然うまくいってないでミスばかりしている俺をつかまえて、
人がやたらと「優秀だから」とか「エリートだ」などとわけのわからないことを言う。
係長クラスの、ちょっとだけ偉い人に限ってそう言う。
ヒラは言わない。

目下、人事調書の提出時期なのだ。
あれやこれや何やかんやで、チラチラと情報が漏れていたりしないか。
別に悪いことではないんだから、なんて。。。

いやいや。まさかな。
考えまい。
自意識過剰なだけなのだ。
9月の俺はとかくおかしい。とにかくおかしい。
日々喘ぐようだ。

逃げ出すことばかり考えている。
抜け出して飛び出して、バァっと。
出ていく先も考えずに、とにかく今ここから出ていくことしか考えていない。
引け目しか感じない。
人にも資格にも。厭になる。
ひどい話だ。

ばかやろう。
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by fdvegi | 2008-09-10 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

そういう教育

大阪府の話。

今月6日に府特別顧問に就任した東京都杉並区立和田中学校前校長、藤原和博氏は「全国第2の都市としては考えられない結果。先生方は熱心で頑張っていると感じるが、システムが成り立っていないのだと思う」。課題として、国際学習到達度調査(PISA)に対応した学力の育成を挙げ、「先生方の熱意が効果を発揮するシステムを作れば大阪でも不可能ではない」との見方を示した。
らしい。
「PISAに対応した学力の育成」だそうな。
橋下知事の「教育日本一」って何のことだか分からなかったけど、
そういうわかりやすい日本一のことなんですね。
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by fdvegi | 2008-09-08 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

お隣のアジア

有名な六角堂というところに行ってみました。徒歩3分。
ものすごくミャンマーな感じ。
渋い色の木か、キンキラキンの金か、
を入れ替えればすぐさまパゴダになりそうで、
思わず、はぁぁぁ、などとため息をついてしまうのでした。

六角堂はこちら
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by fdvegi | 2008-09-07 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

幾年の年月と

学生時代に長くバイトをしていた割烹料理屋へ行ってきました。
アメリカへ行く前にも顔を出していたので、約一年ぶりに、
今回は昔のバイト友だちも加わって2人で赴くことに。

てんぷらが相変わらずとてもおいしい。
お昼は3,500円で食べられるのでお得です。
夜は8,000円だったかな、アルコールも入るので1万円くらいです。

岸辺くんだりでやっているけど昔は客は大阪からやってきて、
ここで食べて新地へ飲みに戻るというのが王道だったようです。
さぞや儲かっていたんでしょう。

けれど、ぼくが入った頃はちょうど不景気のど真ん中で、
一日一組とか二組の予約があればよく、下手するとゼロなんてこともザラで、
冷蔵庫のトロや何やがどんどん無駄になっていくという悲惨な時代でした。
にもかかわらず、まだまだ都心への進出などを本気で考えているような、
野心と体力とバイタリティに満ち満ちたおっさんだったのです。
(料理人というは職人というより野心家、というのがぼくの料理人観です)

ところが、一年前に行った時、思いがけず彼が老眼鏡をかけ、
使っているのも、ケーキ屋だったはずの自分の弟だけという
何とも言えな微妙な感じになっていました。

そして今回はと言うと、店は完全予約制で予約の入った時だけ開き、
それだけに人を使うわけにも行かず全部を一人でこなすという
無茶にもほどがある感じの営業形態に。←この辺、バイタリティがあるにはある。
お茶のお代わりとか頼みづらいし。
そして最たるは、知った客の方が楽、という当たり前といえば当たり前な一言。

なんだろう、このアクというか毒っ気の抜け方。

で、バイトは年々質が落ちている、
ぼくや今回一緒に行った友だちの頃はとてもよかった、
今回は来れなかったもう一人の友だちも一緒に次はみんなで来い、
みんなで飯でも食いに行こう、
と何度も繰り返すその姿が、なんだか痛々しくさえあったのでした。
(ぼくなど、最後の方はほとんどけんか別れやクビに近いやめ方だったのです)

帰途、友だちと二人で微妙な気持ちになりながら歩いた道は、
ものすごく再開発された駅の向こう側とは打って変って家や草や空き地がのんびりとし、
駅向こうへと続く長い長い地下道だけがやたらと交通量が増して自転車が怖いのでした。
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by fdvegi | 2008-09-06 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

一人にしないで

4月や5月は10時11時が普通だったのに、
ここ最近は7時を過ぎるとずいぶんと遅くまでいるような気になってしまう。
近頃は空が暗くなるのでなおさらいけない。

5時か5時半で派遣さんやバイトの人たちが帰ると、
職場の人数は一気に半数に減ってしまう。
この人たちも2人くらいを除けば6時か6時半半までにはいなくなる。

その2人くらいに大抵なってしまうわけだが、
何がいけないって、とにかく怖いのだ。
静かで暗くてさびれた職場。しかも敷地は、自衛隊・学校・学校の隣。
つまり軍の引き払い地に決まっている。
軍隊。

何度かあったのは、一人になってしまった職場で、左後方の蛍光灯がわけもなく点滅。
センサーで電気がつくはずのトイレが無反応。
勝手に水が流れるはずのトイレが流れず、なぜか隣の便器が流れる。
コンとかドンとかガタとかどっかが鳴る。
冷蔵庫が唸る。
コピー・FAX機が何かに反応しているしい音を立てる。
などなど。

といっても、別に普段は怖気づいたりしない。けれど今日は違った。
いつも最後の面々になる別の職員さんが、
昔は首切り場だった場所があるだとか、
切ってはいけない老木があるだとか、
その手の話を延々20分くらい繰り広げていったのだ。

物を映す暗い窓。
映像・画像を映すパソコンモニター。
ヴィバルディの春、パッヘルベルのカノン、ラベルのボレロ・・・。
超アレグロ。ていうか、空っぽの部屋に口笛が響かない。
ていうか、なんかもう音がうまく出ない。 ((((( ;゚Д゚)))))

シーン。(((( ;゜Д゜)))

ガタン。

(||゚Д゚)ヒィィィー!
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by fdvegi | 2008-09-01 00:30 | 京都在住 | Comments(2)