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誰かができたからプロブレム

2月のモンタナでコーキさんが話し、
その会話でぼくらが共有した日本のジムのイメージは、
アメリカのプロブレムの、少し距離が短い版やパワーが要らない版だったと思う。

まだ3回だけ、それも京都のCRUXにしか行ったことがないので何も言えないが、
日米のインドアジムのクライミングは、ホールドの位置など小手先の違いではなく、
もはや、まったく違う哲学に基づいてセットされている、という感慨に至ってしまう。
そのくらい激烈に違う。

以下がキーワードですね。
日本:まじめ、精緻、ストイック、道を極める、最大限利用。
アメリカ:楽しく、心地よく、都合よく、強く、たくましく。

外ではロープしかしたことないので何も知らないんですが、
きっと本物のボルダリング岩に近いのは日本のジムなんでしょう。
そこには爽快に楽しむという意図がほとんど見出せず、
代わって、艱難辛苦に立ち向かい克服する、その借景、縮図。
という美学および技法が感じられさえします。

作りこみすぎたHPとか、小学生が作った手の込みすぎたスゴロクとか、
そういった、若干のやりすぎ感がそこかしこに感じられて、
どのプロブレムをやっていても、モンタナの師匠クリストファーが、
「個人的には、これはいいプロブレムだと思わない。やらなくていい。俺はしたくない」
と言った、SPIREのプロブレムたちを思い出さずにいられません。

馬鹿みたいにホールドはあんのに、何でわざわざそこで手をマッチさせるの?とか、
ここに手の(足の)入れ替えを設けて、少し難しくなる・面倒くさくなる以外の効果は何?
といった機会が目白押しで、この環境でゼロから継続した人は本当に偉いと思います。
ぼくなら絶対に無理でしたね。
ものすごい面倒くさいし、馬鹿らしいし、何がしたいのかわかりません。
筋肉痛になる、手が疲れる前に辞めたくなる。この不思議。

日本のボルダリング業界は難しい状況でしょうね。
競技人口の増加を目指す(?)一方で、
修行道の極みを目指すというフィロソフィーが根底にある。

恐らく、怪我をする、故障するリスクもすごく高いんじゃないかな。
こんな体勢・バランスになったことってほとんどないよ、という状態に必ずなるもん。
アメリカでは子ども連れを見ては、なるほど、体にも頭にもいいよね、この競技は。
と思ってたけど、あのジムに子どもを連れて行ってやらせたいとは全く思いません。

いやいや、このストイックさ。
このストイシズムがあればこそ、日本は日出る国になれたんだろうね。
がんばれ日本!

しかし、まいったな。
せっかく好きなスポーツができたのに。
しばらくは虚しい修行か。
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by fdvegi | 2008-04-20 00:30 | 這い上がる | Comments(3)

近くにATMがないので困る

ようやくひと段落してきました。気分的に。
新しい仕事は今のところ到底やりがいとか意義は見出せないんですが、
少なくとも確実に新しいことではあるんですよね。
接する人も同じ職場でありながらこれまでとは随分と違う感じです。
それは面白いですよ。

異動を希望してよかったと思う。
今までと同じ分野のことをやっていれば当然今より簡単だったろうけど、
情けねぇ、急いで覚えよう、とかそんな感じを得らないで、
きっと「もっとこうやれよ」とか「東京やアメリカはこうだぜ」とか、
そんなことを日々考えて不幸になってたんじゃないかな。

ところで、JR西日本のイコカの反応速度って、東日本のスイカに比べて
異常なまでにものすごく遅くないですか?
改札を通る度にいつも危うく引っかかりそうになります。

ネットの工事の日がやっとこさ決まったと思ったら平日でした。
こいつ馬鹿か。聞いてねぇよ。ていうか知ってたら申し込まねぇよ。
既にもう辞めたい。

Bouldering in Japan is different from that in the US. I feel so. It is too precise and narrow-minded. I am wondering if I could continue to try problems if I started this sport in Japan. Bouldering attracted me with its freedom and flexiblility. They deprive such a charm and a lure of this refreshment.
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by fdvegi | 2008-04-17 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

はっは。この芝居じみた本当!

友人の墓参りに行って来ました。
彼女も一緒に行くと言っていたんですが、寝坊したそうで結局1人に。
でもむしろその方がよかったのかも知れません。
30になる男には、死んだ友人に伝えるべきことがたんとあるのです。
風が強くて陽の出ていないこんな日は、
吹きっさらしの墓場に1時間、女の人を留めてはおけません。

去年はエビスの緑を持って行ったので、今年はモルツを持っていきました。
去年は東京から行って、今年は京都から行くのでね。
山崎の水を使っているはずです。

毎度のことながら線香に火をつけるのは厄介で、
ようやく数本煙が出てきた頃にはマッチを使い果たしてしまいました。
束ねて立てて後はなるに任せましょう。
大切なことはそこに、石と人との間に、渡しを作ることなのです。
この煙がある内は、ぼくは許されて、そこにいることができるのです。
そんな気がします。

ふぅ。
何となく、言葉もなく。

まさる、まさるよ。どうやねん。お前、そっちはどうや。

とにかく風ばかり強い日です。
少し肌寒いのをこらえつつ、ぼくはモルツを開けてぐびぐびと飲みました。

俺、結婚するぜ。今度結婚する。前に連れてきたこともあったやろ。
あの人と結婚する。羨ましかろう。
お前24のままやねんな。俺29やで。生きてるやろ。
だから、お前をおいて結婚する。
お前、損したな。あほやな。俺は生きていくぞ。
まさるよ。なぁ。

風がさらに強まりました。
びゅうびゅうと吹き荒れて、ぶすぶすと煙を上げる線香に火がついたのでした。
炎がめらめらと上がり、風にくゆられて、揺れます。
ゆらゆらと揺らめくのです。

この芝居じみた本当!

まさるよ、お前、さては祝ってるな。
お前、俺を祝ってるな。
大人になりやがって。おい。
まさるよ。

墓場を辞し、梅田のヨドバシカメラで彼女と落ち合いました。
1万5千円もするアイロンを買い、アイロン台を買って帰りました。


I visited a friend to a grave yard. He is 24 years old and dead. It is my custom to go there once a year and report on my life to him. It is nice to feel “I am alive and I will keep alive” through talking with a dead man. Today’s main topic was my engagement.
It’s a windy day. All of sudden, bunch of incense sticks which I put for him were ignited and the flame was wavering. I found it congratulations from the best friend. I loved it.
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by fdvegi | 2008-04-12 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

帰ってましたよ

毎日、鞍馬口から宇治へ通勤しています。
この国はネットにつなぐのに一ヶ月かかるんですね。
そして、ネットがなしにはうまく回せない生活スタイルになっていた自分。

思うことは色々ありますが、とにかく今は時間がありません。
早速こんな生活になろうとは。
おっと、走らなきゃ電車が!
一本逃すと30分待たなきゃならんのです。

とにかくまぁ、元気そうにやってます。
誰か、早くセトラー(カタン)しましょう。

Hi! How is it going!? I am fine but quite busy. Access to the internet is extremely limited except from this office.
It takes 45 minutes to commut to Uji from the city of Kyoto. I wake up at 6:oo every morning and leave home at 7:00. Unbelievable it is! I used to get up at 9:00 and arrive at the office at 12:00.
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by fdvegi | 2008-04-09 00:30 | 京都在住 | Comments(3)