<   2006年 01月 ( 17 )   > この月の画像一覧

たなごころにふみを

ちょっと前に小耳に挟んで愕然としたことがあり、
昨日お腹が痛くてトイレを捜索している時不意にそれを思い出して、
またわなわなと震えてしまった。

理論家で知られる彼は、何について話しているのかは知らないが、
「ありがとう、て言うこと自体が正しいのかっていうのもまず考えないといけなんですよね」
と、のたまっているのだった。
きっとなんか特殊な状況だったんだとは思うけど、
「サービスに対しては費用負担しているわけですから、こちらからありがとうって・・・」と。

理由が要るなら死ねばいい。

あとは無事に峠を越して安心している間に忘れた。
じきに「ありがとう」も商品になるんだろうか。
1回100円です。「どうもありがとう」は3割り増し。
「~~ございます」はご希望によりサービスします。
合理と資本のうそさむい血筋。うへ。意味とか言うな。

土日はミャンマーで知り合った友だちが赤穂から遊びに来た。
電車にはねられて生き延びた奇跡のポッパさん
飲み食いして、タバコ喫って、ぐうだらぐうだら喋っただけだけど、
やはり楽しくて、帰り際などは互いに、ありがとう、またね、と言い合ったりした。

旅行中の彼との別れ際はいつも、ズボン忘れてきたから次の町まで持ってきて、とか
このホテル○○もした、頑張れば□□くらいになるだろうから俺の無念を晴らしてくれ、とか
安ビールをたらふく飲んで酔っ払い、目が覚めるとそこに、じゃ日本で、とか
そういう置き手紙形式ばかりだったので、なんか新鮮で照れくさかった。

最後は結局メールだった。
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次は赤穂に行きたいな。
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by fdvegi | 2006-01-30 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

91.07

一時は9,754円まで落ち込んだユーロが、
ここんとこ順調に値を上げてて、
今日は10,014円になってるけど、大丈夫か?

ホリエモンの影響なわけだろうか、やはり。
他の通貨をノーチェックなので全然わからんが。
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by fdvegi | 2006-01-26 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

久しぶりにうまいものが食べたいな

政治的な話だから無茶な発言をしてるのか、
わりと素の感覚で話しているのかは知らないが、
牛海綿状脳症(BSE)の危険性について、アメリカの農務次官が
「車でスーパーに買い物に行って事故に遭う確率の方がよほど高い。
その事実を日本の消費者に伝えたい」と言ったらしい。

車でスーパーに買い物に行く頻度・人口割合と、
食卓に牛肉が並ぶ頻度・人口割合がどんなもんかは知らんが、
これを合理的な物言いと言うんだろうか。

体の外壁になる車と、体の中に入って身となる食べ物と、
同じ感覚でとらえているんだろうか。

それとも単に
「車輸出してるてめぇらの方がよほど危ねぇんだよ」
と、難くせをつけたかったんだろうか。

で、またそれをほいほい聞いたりしちゃうんだろうか。
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by fdvegi | 2006-01-25 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

熱病にかかった

不意に猛烈にイタリアへ行きたい。

年末年始に友人が行ったフランスではなく、
今年も行こうかどうしようか、と思っているミャンマーではなく、
今のうちに行っときたいな、と思っているラオスでもなく、
そろそろ本気で恋しいスウェーデンでもなく
(紹介するのにかこつけてFuckin’ Åmålを見てしまった)、
新婚夫婦がハネムーンに行ったからでもありません。

仕事中たまたまシチリア島のエリースという場所の写真を見たのです。
たまらん!

クロアチアで見たアドリア海にちょっと似ているような、全然違っているような。
写真にうまく収まりきらない陽光、石の白さ、溌剌として屈託ない緑、
ぎらつきすぎて海とは別物のような青、乾いているのか湿っているのかわからない温暖な空気。
まじめに考えたり悩んだりすることが馬鹿らしくなってくるほがらかな時間。

その海岸線を歩いていると、きっとたまらない異国感に感電します。
疎外感、孤独感、開放感、快感。

薄い色のジャケットを着て、ちょっといい靴を履いてみたり。
昼間から冷えたビールを小瓶で頼んで、エスプレッソで追ってみたり。
さみしくなって彼女にハガキを書いてみたり。
風が心地よく、うっとりと眠たくなってみたり。

あぁっ!!
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by fdvegi | 2006-01-24 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

愛してる。誰よりお前を愛してる。

土曜日は友人カップルの結婚式でした。
ぼくの隣はまさるの席で、料理は出ませんでしたが、
お給仕さんたちがこまめにお酒を注いでくれて、グラスは常に満足そうです。
ぼくも、反対隣に座る友人も、おかしな話だけど、その度に何だかほっとしました。
不思議な感じです。
彼のグラスをもって新婚夫婦のもとへ乾杯しに行き、最後は全部飲み干しました。
二次会でも、乾杯の役をさせてくれたので、彼と二人分の音頭をとらせてもらい、
三次会の最後の乾杯の音頭も、新郎の声は何故か、まさるに、でした。

妻に、でなくていいのか。後で怒られるぞ。
などとも思いつつ。

お二人さん、いつまでも幸せに。
黙祷。合掌。叩頭。

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by fdvegi | 2006-01-23 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

一人は嫌なんだって

今日も係長が休み、結局今週は全休になった。
年明けから2回くらいしか彼女の姿を見ていない。

気楽にやれる、うるさくなくていい、調子に乗って勝手に決めちゃえる、
などいいことも目白押しだが、正直言ってさすがに疲れる。
仕事もべらぼうだが、何より、就労時間中に雑談を交わす相手がいないのがきつい。
かれこれ3週間、ひとりっきりで仕事をしているわけで、
率直に言ってさみしい。
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by fdvegi | 2006-01-20 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

転居勧告

石油ストーブの購入で、我が家がすっかり居心地よくなってしまいました。
夏は涼しく、冬も寒くないわけです。
部屋は広く、窓は大きくて眺め良好、隣上下の住人の物音なんかも気になりません。
職場へ自転車10分、近所にスーパー数件、郵便局の本局、おいしいケーキ屋、
仲良くなったクリーニング屋、気の利いた本屋兼雑貨屋、安いビデオ屋もあります。
模様替えをした現在の配置はすこぶる快適。
これは困った。

4月に引越す気満々で、更新料を払っていないのです。
3月中にはどこかへ移らなくてはいけません。

・夏はいいけど冬は寒すぎてやっていられない
・4月から何らかの形で東京へ引越すという企み

この二つが、更新料不払い計画を全面的に後押ししていたわけですが、
ここへきて、その両方ともが破綻しつつあるのです。

あー。困った困った、これは困った。
京都に残るとなると、やはり今以下の物件に住まうのはきついです。
特に広さは重要。
無駄なまでの11畳一間というのは望むべくもないでしょうから、となると二間。
二間は物件自体なかなかありません。

しかも現在は家賃が水道代・共益費込み6万円で、
基本的に朝晩シャワーと風呂を使い、水道代が不安な人間としては大いに助かっています。
(一階が飲食店なので、電気ガスの基本設定額が高いのでは、との疑いはありますが)

あー。どうしよう。
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by fdvegi | 2006-01-19 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

鼻孔にくゆる

朝から煮なおしたおでん、という
身に余る幸福を享受しています。
目が覚めるととりあえずストーブに火をつけるわけです。
土鍋を最初から乗せておいて。
次第に、クツクツカタカタと音を立て始め、
よく冷えた空気の中を白くはっきりと湯気がゆらめき、
あたたまっただし汁が鼻先をくすぐり始めます。

不意に匂いが強くなり、何かが境を越えたのだとわかります。
このまましっとりと潤いにくるまれて眠ってしまいたい、
という本心のカケラを隠しつつ、
ぼくはしばらく同じしぐさを続けます。
匂いがもっと濃くはっきりとあたりを湿していくのを想像し、
やがて充分すぎるほどの励ましを受けたあと、
ぬるんだ中へおずおずと忍び込んでいくのです。
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by fdvegi | 2006-01-18 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

ペニッラ

梅田ガーデンシネマへ行って、原題「Så som i himmeln」(天国みたい)、
邦題「歓びを歌にのせて」というスウェーデン映画を観てきました。

わざわざ日本でもやるくらいですから、
スウェーデンでも人気を博したということでしょうか。
ガブリエラが歌うシーンや、みんなで立ち上がってドゥローンするシーンなんかは
何か知らんですが胸が熱くなりました。

スウェーデン映画って実はあんまり観たことがなく、
印象に残っているのは、「Fucki’n Åmål」(邦題「ショウ・ミー・ラブ」)くらいなんですが、
面白いことに(?)この2つとも現代の地方都市の危機を描いているか、
少なくともその閉塞感を背景にしています。
そしてカミングアウトがつきもの。

スウェーデンの地方都市ってのは、そんなに息詰まってるんでしょうか。

んー、そうかもしれません。
だけど外国人が半年暮らしただけでは、
そんなに差し迫ったものまでは感じ取れませんでした。
都会の方がしんどいし、皆そこそこ楽しんでんじゃん、て感じも。

それに、この映画では教会が縛り役でしたが、
何かしらでものすごく窮屈な感情を胸に鬱積させているのかもしれません。
それを告白してしまう瞬間に、ひょっとすると
いつも大人しいスウェーデン人たちはたまらない喜悦を感じているのかも。

ところで、レナ(役の女優さん)を見るだけでも映画は価値大ありです。
教会なんてなくても、そりゃ全面的に救われます。
まさしく天国みたい(全会一致)。
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by fdvegi | 2006-01-17 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

王将の餃子がおいしいことを忘れてないか

妊婦だった友人が出産し、コタロウ少年を見に行きました。

自分の腕と胸の間ですやすや眠る小さい子というのは、
ソフトクリームみたいに嘗めて嘗めて嘗め尽してしまいたいような気持ちと、
ほくほくと温かい体を、丸ごと自分の体の中に収めてしまいたいような気持ちになる、
なんとも愛しい生き物ですね。

自分でも欲しくなったか、と聞かれ、
いくらでも想像がつきそうな問いかけにもかかわらず、
何となく虚を突かれてしまって、今はいいけどその他色々大変なんだろう、
というようなありきたりな、はっきりしないことを言うのが精一杯でした。

対して、すっかり母親というより、前から既に母親だった彼女は、
父親の仕事なんていうのは今あなたがしていることとそう大差ない、と言います。

昨今、男も子育てを、もっと協力を、とどこか高圧的なスローガンばかり聞くせいか、
色んな配慮と欺瞞が含まれているんだろうとは思いつつ、
いかにも宥和的なその口ぶりがあまりに新鮮で、
思わず免罪符でも得たかのような勘違いを起こしそうになり、
その後のことばを継ぐのに慎重になってしまいました。

それにしても、女の人は既に一年近くもがっつり母親で、
男の方は朝晩おっかなびっくりようよう一ヶ月というわけです。
どっちの方が一層、ということはないでしょうが、
どちらも色んな意味で、別の感覚で、きっとすごく大変なんでしょう。

おっさんの友だちポジションほど気楽なもんもありません。


さて、王将で餃子とビールを食って帰ったら、
テレビでハタチくらいの女の人が何人か大真面目に、
人を殺していいじゃない、人間は動物、動物は弱肉強食、嫌なもの無くすのは当然、と言い、
取り囲むタレントさんたちが、困惑と薄ら笑いとを浮かべていました。

この人たちには、ダメなものはダメなんだ、という藤原正彦の言い分も通用しないんだろうな、
などと思っていたら、ならあなたも殺されますよ、と反論を食らった彼女の、
一瞬の動揺というか意表を突かれた感じ、いいですよ、と取り澄まして答える時の、
殺して全然オッケー、と言った時に比べるとちっとも勢いがない感じを見て、
この人は、どこかわけのわからない場所で他人が殺し合っているところとか、
自分が誰かをうまいことやってきれいに殺してしまうところは何度も何度も想像してきたのに、
自分が誰かにぐちゃぐちゃのミンチ肉にされて殺されるシチュエーションについては、
今こつんと言われるまで本当に一切まったく考えたことがなくて、
全然頭になかったんじゃないのか、という疑問が浮かんで、驚きました。

眠たくて寝たけど、あの後一体どうなったんだろう。
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by fdvegi | 2006-01-16 00:30 | 京都在住 | Comments(0)