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雪年

自他共に認める雪ファンのぼくですが、
今朝も、さて行くかという瞬間に降雪を確認し、思わずげなーり。

愛してやまない雪でも加減を知ってくれないと愛想が尽きる。

と、朝から友だちにメールをし、だよね、などと言いあう平和。


はぁぁぁ休み。

皆さん、年末年始を楽しく過ごしてください。
一年を振り返るのに、このブログを通読するっていうのも、
なかなかに乙かも知れません。

昨年、ハワイからさえ退屈に任せてアップしたぼくですので、
埼玉でもきっと、無闇やたらとあるネットカフェにしけん込んだりするんだろうと思います。
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by fdvegi | 2005-12-29 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

競馬場にてそを

先日、「だから山谷はやめられねぇ」という本を読んだ。

自分探し&日雇い肉体労働の潜入ルポという感じの本で、
まとまりは悪かったけど、貴重な知見を見聞できて面白かった。

日雇いの単純肉体労働の世界が、途方もなく匿名性と代替性に支配されている、
という点が何より興味深い。
書いてる人も言ってたけど、それはバーチャルな世界に依存していない、
ダイレクトな薄い関係性に支えられた引きこもりに似ている。と思う。

ちょっと前に「風味絶佳」を読んだけど、そこに出てくる肉体労働者はみんな職人に近く、
個性と人間性、なにより興味を持って描かれていた。
当然ながら、恋愛とか何とかいうのは、そこで初めて可能なわけだろう。

実物の飯場(単純肉体労働の基地みたいなところ)はそうじゃない。
彼らは個性とか人間性とか興味とかいうものを全部放棄して、
村上春樹風に言うなら生のデタッチメントを邁進する、そういう人々であって、
強いられて仕方なくやっている面も確かにあるんだろうが、
書いてある分には、むしろ自らの意志でそうしているし、読んでいてもそんな印象を受ける。

でもって、就職って何、自分って何、
というぼわぼわした疑問を抱えたまま何となく大学院に進学し、
一応はフィールドワークという名目で(?)山谷や半場への潜入を行い、
次第にそちら側の世界に慣れて行きつつあった作者だが、
最後のシーンでは必死のパッチで就職面接を受けていた。

それ現実生だと思う。

ちなみに、有馬記念にはそれを読んだあと一人で出かけていったんだけど、
飯場の人たちの楽しみといえば酒とギャンブル、と書いてあったものだから、
競馬場を見渡したとき、同じように声を上げたり新聞を睨みつけている人の群れの中に、
MSアクセスのリレーションシップの糸がぎゅんぎゅん伸び縮みする人がいるような気がする一方で、
完全なる没関係性に生き、一本の糸さえ見出せない人もまたたくさんいるのが見えるような気がして、
何やら感慨深いような、味わい深いような気分がこみ上げてきたのだった。

ぼくは、負けたとメールを打ち、ひそかにその返事を待っていた。
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by fdvegi | 2005-12-28 00:30 | 本を読んでみた | Comments(0)

風呂茫々

昨夜、震えながらいつもの風呂屋に行ったところ月曜定休で、
絶望感にかられながら家から二番目に近いところへ行きました。

入るといきなり両腿に刺青をしたおっさんが徘徊していたり、
裸でタバコを喫いながら競馬の話をしてるおっさんが複数いたりと、
黙々と入浴することを目的としている感のあるいつもの風呂屋に比べ、
心持ちレジャー感のある店でした。
脱衣所も広く、ビニール製だけど畳敷きで、リラックスムードが漂います。

風呂の面積自体も広くて、水風呂を少し奥まった半地下に設置し、
サウナをその上に持ってくるなど工夫が施されていて好感があります。
生涯一度も入ったことないけど電気風呂や、
何やらいかがわしげな薬草風呂もありました。お湯は若干ぬるめです。
満足なり。

今夜どっちへ行こうか、それともまた別の所へ行って、
せっかくだし辺りの風呂屋を制覇してやろうかと、
途端にむくむくと欲が湧いています。

ところで、大阪の風呂屋と京都のそれとに行って感じる違いは、
湯船と洗い場の位置関係もそうですが、一番わかりやすいのはやはり番台でしょう。
普通、男女の脱衣所とその先に風呂をのぞむ形で置かれている番台ですが、
京都に来てからというもの、そこに座っているのはいつも女性です。
そして、その女の人が必要最低限しか男湯には目を向けず、
体を無理やり傾けるようにして女湯側に身を乗り出しているのです。
昨夜の風呂屋は遂に、脱衣所の外に(そこに共用の休憩所もある)番台がありました。

大阪の風呂屋では、それが普遍的だと思っていましたが、男の人が番台に座ることもあるし、
女の人も余裕ですっぱだかの男の人と歓談したりしていました。

大阪の常風呂は二件、京都でも今のところ二件しか知らないので実際何とも言えませんが、
京都の人が大阪に行き、いつもの感覚でふらりと風呂屋に寄ったりしようものなら、
激しくカルチャーショックを受けて、思わずたじろいでしまうのかも知れませんね。
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by fdvegi | 2005-12-27 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

故郷は遠くにありて思うもの

雪の露天風呂というのは乙なものですね。
貸切りというのは、なるほど、名案です。
冷え込みが厳しくなって以来、脆弱な給湯器に朝な夕な苦しめられていましたが、
温泉より帰京後は、我慢できなくなって風呂屋通いを続けています。
京都の風呂は、ちょっと意外なことに熱めです。長湯は本気で厳しいです。

メリークリスマス俺、という大合唱に背中を押され、
新しい腕時計を買ったからというわけではないですが、
どうも新しい時間が動いているようです。
一秒間を三拍で刻む、これまた心憎い一品です
耳を寄せると小気味よく精密な歯車の音が聞こえます。

慣れるまでにはまだまだ幾分の時間がかかるでしょうが、
あるいは、既に慣れているから何にも変わらないのか知りませんが、
まぁ何とかなるでしょう。

30日から埼玉です。
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by fdvegi | 2005-12-26 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

皆さんメリークリスマス

金沢や福井の道路には水の噴出す口が中央分離帯に並んでいて
雪の日には積もらないようそこからお湯が出るようになってます。

父がそこらで働いていた頃は雪が少なくて、
たいして雪もない道の上をじょろじょろと水が流れ出して不細工でした。

ここでこれなら関西の12月なんて秋だな。
ホワイトクリスマスって伝説の出来事になるのかな、
なんて思っていたのだけど、なんじゃこりゃ。
東大路通りが真っ白。これならソリも走るでしょうよ。

今日一日働いたら、明日から温泉旅行です。
起きてクリーニング出しに行ったら後はもう別世界。

特急乗って弁当食って温泉町へ。
浴衣に着替えて、風呂に入って、山海の珍味に舌鼓を打つ。
ぬくいよ。ほっかほかだよ。

キュー。

生まれ変わったら畳になりたい。
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by fdvegi | 2005-12-22 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

へどろもどろ

最近、家が最悪です。
帰るたびに嫌になる。
そこで、ボランティアで掃除してくれる人募集します。
条件は、辛抱強く寒さに強い人。
カギは気楽にお預けします。
カギとして使ってやるとカギも喜びます。

たくさんの応募お待ちしています。
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by fdvegi | 2005-12-21 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

時間

たぶん平成15年の10月からだったと思うんですが、
それまでアナログ時計だったのをデジタル時計にかえました。

ジョギングの時にストップウォッチが欲しかったのと、
年月日をほとんど覚えていないから、
これから仕事をするに当たってその表示が必要になるだろうという狙いだったんですが、
カシオのPHYSというやつが、その期待によくよく応えてくれました。

普段は省エネで一切の表示が消えてるけど、何かボタンを押したり、
腕を傾けると勝手に文字版が光って時間が見えるという機能があり、
ソーラーバッテリーが二次電池を充電しながら作動するので電池交換も不要という
にくい奴です。

腕時計って一旦使い始めると、ひたすらそればっかり使ってしまうので
それまでのアナログ時計はいつかの17日以来止まってしまっていて、
もはやこれしかいない、などと思ってしばらく経った最近、
まったく不意に、傾けてもボタンを押しても振り回しても、
一ヶ所が点滅している以外に、一切の表示を拒むようになってしまいました。

悲しい。

平成15年10月からたゆみなく流れてきた時間が、止まった。

きっと自分の何かの幕が静かに降りた、その象徴なんだ。
などと、本気で感傷と悲嘆に暮れていたんですが、今日縋る思いでカシオのHPを見てみたら、
何のことはない、いつも長袖の下に隠れているからソーラーバッテリーの充電が不足して
表示ができない状態にあるのでした。
一ヶ所の点滅はそのサインだそうな。
気づいてやれなくてごめんよ、長い付き合いなのに。

4時間か6時間、強い光に晒してやれば、また元通り復活するらしい。

今夜は電気をいっぱいつけて、窓際で寝ような。
朝の光を浴びような。
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by fdvegi | 2005-12-20 00:30 | 京都在住 | Comments(0)

一徳かっこいい

夜があまりに寒くて死ぬかと思った。

岸部一徳と佐藤浩一はすごいなしかし、
と土曜のNHKの「クライマーズ・ハイ」を観てつくづく思いましたね。

2週連続放送の第1週を観てさっそく本を買いに行って読んでみると、
最後の最後で何が言いたいのかはよくわからんのだけど、
慌しく動き回る足音や、切迫した足取りの音、
忙殺されている時にこめかみあたりで聞こえる恍惚とした脈動、
進退窮まった時、目玉に震えが伝わってくるような脳みその阿鼻叫喚、
それに続く眼球の中をさら砂が滑り落ちていくような静けさ、
怒り心頭に達した瞬間、波が音を失い視野がギュッと狭まる感じ、
強烈な緊張から解放された時のダダもらしの安心感とあたたかさ、
そういうのがありありと伝わってくる強烈な一冊だったのだけど、
ドラマは非常によろしくそれを再現してました。

わずかな脚色を除くと信じられないくらい原作に忠実に映像化していたのもあろうけど、
途中から観た第1週が意味不明なのに観ずにはおれなかった岸部一徳と佐藤浩一の存在感に、
小説の熱量が完全に移植されていたようにぼくには思えたね。

その熱というのは翌日の「情熱大陸」の花屋さんのそれとはまた違うものでした。
正直言って、その花屋さんを見ていると、すごいな、というのと同等くらいに、
なんだか嫌な気持ちにもなったんですが。

世界を相手に仕事をし認められる花屋さんに対し、月曜の前の夜というのと相まって、
劣等感やひがみ根性がむくむくと芽生えくすぐられなかったといえば嘘だと思いますが、
それにも増して、花屋さんの熱さと岸部一徳の熱の間には彼岸の隔たりがあるというか、
まったく別の種類のようにさえ思えましたよ。

それは何か。

わからん。
とにかく寒い。

これかしら。
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by fdvegi | 2005-12-19 00:30 | 本を読んでみた | Comments(0)

バトンというとチアか 2

前に一度ミャンマーネタでコメントなどした橙色の豚~旅と株と共に去りぬ~さんが、ありがたいことにここをリンクしてくださっていて、その感謝の気持ちと記念に結婚バトンなるものを拾ってきました@東京渋谷マンガ喫茶泊明け。渋谷ってホテル混んでるんだね。

Q1:結婚したい?
 あぁ、もうそりゃ猛烈に。
 明日にでもしたいですよ。

Q2:何歳くらいで結婚したい?
 今。今したいです。アーリアー・ベター。
 
Q3:結婚相手に求めるものは?
 考えたことがなかったな。
 変に遠慮しないことと、気が合うことと、明るいことかな。

Q4:子供は何人欲すぃ?
 これも考えたことなかった。何も考えてないな。
 一人か二人か。双子とか面白そうだけど、大変なんだろうね。

Q5:相手の浮気が発覚しちゃった。どうする?
 どうするもこうするも、まず強烈にへこむだろうから、
 そこからの脱却できるかどうか、それが不安ですね。
 ほんとそうだな。復活できんのか、俺、そういう状況から。

Q6:夫婦円満の秘訣は何だと思う?
 秘訣とかあんのかしら。
 ん~。手をつなぐ?

Q7:結婚生活に求めるものは?
 ぬくもり。共有。あぁ。

Q8:新婚旅行は何処行きたい?
 人と旅行したことがないんで微妙だけど、
 ぬくくて気楽でアクティビティの多いところがいいのかな。
 トルコとか、タイとか、そんな。

Q9:今の好きな人が結婚相手になると思う?
 毎度毎度そう思って願っては打ち砕かれますね。

Q10:憧れ・理想の家族。
 子供が生まれたら山に柿の木を植え、正月には庭でぺったんぺったん餅つきをする。
 そんな家。

Q11:これを回す5人
 ウラピチのkororaさん、どうぞ。
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by fdvegi | 2005-12-17 00:30 | 君は関東が好きか | Comments(0)

ハシケン・ライブ@吉祥寺

幸運というか何というか、東京出張に出され、
行きたくてうずうずしていたハシケンの10周年ツアー・ファイナルに行けた。
最高だった。

磔磔の時が最低だったのは、あれはやっぱり場所のせいだ。
フルバンドスタイルで、音もきれいで、スタンディングで、
ゲストもたくさん来て、例えば元ちとせがゲストでコーラス参加してた、
なんて言うとハクがついたりするんだろうか。

月光の道、ファーストアルバムの最後の曲もベースとボーカルだけでやって、
すさまじく感動した。いい時間だった。
まさか聞けると思っていなかったといえば、当初のメンバーでやった
デビュー曲のグランドライフは、これまででベスト・オブ・ベストだったですよ、マジで。

客が100人くらいいて、京都じゃせいぜい20、30人なのに、
すごいな、秘蔵っ子だと思っていたのに人気者だったんだな、と思って、
世間の狭さなんかも感じたりした。

京都や大阪でのライブの時に顔を合わせる知り合いの人も一番前で陣取っていて、
なんだかすごく嬉しかった。
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by fdvegi | 2005-12-16 00:30 | 君は関東が好きか | Comments(0)