次同じ場所に行くと泣きそうになるだろうな

新居のネットがやっと通じました。
KDDI、手はず悪過ぎ。

さて、そういうわけで、以下、新居ゆえの巻頭言。

「アメリカに帰りたい」
我ながら驚の一言を、月曜の朝一番に職場のデスクで呟いていた。
アメリカでは4人に1人が肥満というニュースと、
自分と同じプログラムで今モンタナにいる同期のブログを見、
ふぅー、と息を吐いた後、そう言った。

小学校の同級生2人と高槻で飲んでいる最中、
家を買う、というのも話題の一つだった。
夫婦で学校の先生をしているはやちゃんが、
西宮にメゾネット型の立派なマンションを買ったのだ。
今は神崎川に住んでいて、いずれは高槻に帰ってきたいという
アッコさんは切実に、私も欲しいー、と応えていた。

気の置けない同世代、というのがあまりいないぼくとしては
その二人をして世間一般の30才の意見だとは思い難いが、
職場の先輩も、別の部局で仲良くしている人も、
そう言ってみれば30才くらいで、結婚を機にマンションを買っていた。
頭金は300万円だ。

先日、保険証の住所変更をした。
これで3回目の変更で、4つ目の住所が書き込まれた。
そのすべてが賃貸だが、しかし、ひそかにぼくは一つのシュウソクを意識していた。
つまり、今まで埼玉の実家や高槻の住所のままで放置している
住民票や免許証やカードやその他諸々の登録すべき住所のすべてを、
ついにこの中京区一点に収束させようということを考えていたのだ。

腰を落ち着ける。
そんな気配が漂っていた。
秋の気配だ。
なんとなくそれに飲まれそうになっていた。
とりあえず飲まれてみてもいいか、という気になっていた。

落ち着きたいなら落ち着いてもいい。
誰かがそう言っているような、
実は自分で言ってるような、
そんな感じがした。

さわやかに終息していく、秋の感じ。
着陸態勢に入った、ときめく感じ。
離陸する時とは別の、緊張と安堵が共存する感じ。
酔ってしまえば、酔ってしまえる開き直り。
みんながそこに乗って行った轍。

気張って買った電子レンジも、薄型テレビも、ソファも、テーブルセットも
きっと全部捨てることになるんだろう。
そしてまたイチから買いなおすことになるだろう。
生涯賃金に占める家具・家電購入費用の割合が馬鹿みたいに高くなるかも知れない。
けれどもぼくはもう一度決意しておきたい。
チャンスがあれば突っ込んでいきたい。
躊躇せずに出て行きたいと思う。
その気持ちを折らずにいたい。
鞘に納めずにいたい。

そう思った。
[PR]
by fdvegi | 2008-08-02 00:30 | 京都在住 | Comments(2)
Commented by toriccoB at 2008-08-02 22:59
強い意思を感じるね。
そして、なぜか、ちょうど同じな感じだよ。
Commented by fdvegi at 2008-08-04 22:36 x
30って微妙な年ごろだよね。
て、40になっても50になっても同じこと言いそうだけど。
<< 八代市とビルマ 3枚目が読めない >>