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石に凍る雪、月曜日の雨がきっと優しく

春学期が始まりました。
今朝から無暗に暖かいです。
突如としてキャンパスにあふれ出した学生が、
白と灰色だった世界に色をさし、春に咲く花のようです。

摂氏10度くらいのようですが華氏だと50度台で、
摂氏慣れした目にはむしろ暑く感じられてしまいます。
学生バイトのアーメッドは普通にポロシャツ一枚でした。
「寒くね?」と聞いたら、「女子に暖めてもらうもん!」と。
許す。

さて、保険の更新が無事に終了し、ひとまずはこれで終了です。
クリスマスにメキシコ行き飛行機を寝坊で乗り過ごし、
年末にシカゴの駐車場で柱に車をすり、
年明けにアナーバーの駐車場で壁に正面衝突するという、
たぐいまれな年越しでした。

最後はエアバッグが発動し彼女の顔に擦り傷を作るという、
人間としてかなり最低な体たらくで、
あまりの不甲斐なさに寒さとは別に体が震え出さんばかりです。

しかし年末年始は寒かったですね。
精神状態とも相まって、外に5分いるだけで、
彫刻刀でズクズクと刺され削がれていく感じでした。
誤って寒さの暗池に落ちてしまい、世界中の温かさに匙を投げられた気分です。

そんな極悪な時間を何とか乗り越えれば、
きっとそれなりに得たものなどもあるはずだし、これから好転するに違いありません。
今週は実に久方ぶりのインタビューを行います。
アメリカの大学と/の/にとっての「サービス」とは。
もはや実務研修とは無関係の境地かも知れませんが、いいのです。
ぼくはもういいのです。この道でこのやり方で行くのです。

29にもなって、人生は現実的に、やり直しがきくものなんだろうか。
などと不安にもなりましたが、別にやり直しじゃなくて、
次を接いでいく、いつもの作業に他ならないはずなのです。
一人ではないので、もうたまらなく不安にもなりません。
by fdvegi | 2008-01-07 00:30 | 北米上陸 | Comments(0)
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