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死んだ友人への手紙を考える

生き物に話しかける言葉を失くした時、
人は死人に声をかけるのだろうか。

色んな事があって言葉にならないのか、
言葉にする力が目減りして言葉にできないのかわからんが、
他にもまとまらないことが多すぎるものだから、
今はなぞなぞを一つでも増やしたくなくて、
そして何より、非常に大切な事だけに、考えたくもない。

そういう日々をしばらく過ごしてみた。

近頃、人の写真を見て思った。
自分の時間を生きなくちゃな。

その写真はニュアンスやほのめかしが驚くほどなくて、
几帳面なまでにきちりと四方を切り取った、
古い和室のような時間。
きっとそういう人なんだ。

ぼくはぼくなりに、
恐らくはだいぶん千鳥足の様相ながらも、
普通にやってきたはずで、
それがそこそこ確固とした、
自分の形だったのだと思う。

うろたえている。
あたふたしている。

ドスンといけ。

と言ってみる。
まずはとにかく言ってみる。
by fdvegi | 2007-12-07 00:30 | 北米上陸 | Comments(0)
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