今日の練習はいつになく快心だった。
1時間の予定が2時間半もいてしまった。 ようやく初めてV0(難易度ゼロ)をひとつ攻略できたし、 最初の一歩を常にちゃんと実践できたのだ。 難易度というのは、設定されたコースの難易度のことで、 この、コースが設定されている、ということを、ぼくも始めてみるまで知らなかった。 つまり、壁には無数かつランダムに手足を引っ掛ける突起があるのだが、 それを好き勝手に全部使うわけではなく、施設の側であらかじめ、 「これとこれとこれを使って壁の上までたどり着こう」という感じで、 使ってもよいピースを限定してあるのだ。 色テープで区別できるようになっていて、このピースの形、数、配置などによって、 V0からV8くらいまで難易度が定めらている。 もちろん、そんなのは無視して、使えるピースを自由に使って自由に登ってもいいんだけど、 そうするとどんどん簡単になってしまって練習にならないし、 自分がいまどのくらいできるのかというのを知り克服するためにも、コースの使用は楽しい。 最初の一歩というのは、そのコースを使って練習する時の数少ないルールのことで、 supposed to start with only this piece と施設の人に教えてもらったとおり、 どういう体勢で開始するかのことをいう。 動きやすい体制で、つかみやすいピースをつかんで始められれば苦労ないんだが、 大抵の場合、手にしていいのは一つだけ+手と足が近接というダンゴ状態で、 ここから次の一歩(手)を繰り出すためには、ものすごい腕力と指力が要求される。 よって、慢性的に腕力指力不足であるぼくにとっては、実はのっけの最初から 最大の困難を迎えているといっても過言ではない。 そういうわけで、ちゃんと開始することを諦め、開始できる状態から開始することが多かった。 それを今日はだいぶん克服できたわけである。 あぁ、本当はもっと言いたいことがあるんだけど、 何故だか、何から何まで全部できるだけ事細かに説明したくなってしまって、 時間はかかるは、とりとめはなくなるはなので涙をのんでやめておこう。 とにかく大変に疲れた。心地よい疲れ。帰ってきて夕寝。 明日の宿題とテスト勉強を、ようやく今から開始する。 もう月曜日ではないか。 そんな生活。
by fdvegi
| 2007-05-21 00:30
| 這い上がる
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