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君がうまいうまいと言いながらチーズを食っていたのを思い出す

何を買いたいのかわからないまま、
人気のないスーパーでさまようっていうのは、
わりとけっこう悲劇だと思う。

夢がかなったね。
というお祝いの言葉を思いの外たくさんいただいております。
ありがたいことです。

でも、夢なんて言われると、
申し訳ないけど不思議なほど急降下でさめてしまう自分がいます。
少なくともぼくにとって、今回の転勤・研修は到達点ではないのです。

じゃ夢は何だ、と問われても、
じゃあ最終的には何がしたい、と自問しても、
はっきりと答えることができないくせに言うのはおかしいですが、
こんな夢では物足りません。

じゃ何で行くんだ、と問われたら、
だけど、それに答えることは容易です。

何を得られるのか、逆にどうなってしまうのか、
そういうことにひたすらびびり、感傷でぐしゃぐしゃになりながら、
それでも皆様にはサバサバあっけらかんとした面持ちで
ひょこっとラインを越えてしまうのが、
好奇心と、出来心、そして見栄っ張りの美学なのです。

リスキー。

あなたが、はしゃいだり落ち込んだり考えたり、
頼もしくなっていくのを
あたしはそばでずっと見ていたいと思う。
だから、寂しくなるわね。

ぼくは愚か者で構わんのです。
by fdvegi | 2006-03-10 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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