「アースダイバー」という本を読んだんですが、
この中沢新一という人を、ぼくは一向に好きになれません。 昔「観光」という細野晴臣と中沢新一の対談集を読んだその時から、 この本がぼくの遠出や小旅行のちょっとしたモデルになっているにも関わらず、 この男の言うことだけは一向に解せん。 彼がAとBの類似を言う時、その類似性の根拠が、 CとDの相容れなさ、正反対さを言う時の根拠に完璧に矛盾しているというか、 まったく同じというか、もうわけがわからない。 甲は金色なので聖なるものだ、と言った舌の根も乾かぬうちに、 乙は金色なので俗物の象徴だ、と言ってないか、と思えて仕方がないのです。 その時々でそうなる感覚はなんかわかるし、 その場に居合わせるときっと真顔で共鳴するんだとは思うけど、 それを公言するというか、その環境・感性でもって アカデミックな(っぽい)ことばや文章を書かれては困ります。 と思うのです。 だって、アフリカでサルを観察している人だって、 山奥で宇宙を観察しているや、研究室で計算ばっかりしている人だって、 そのサルを、宇宙を、感性でなく共通のことばで表現しようと努めるわけでしょう。 なんで彼だけ自由なの? ファンの人いたら、彼の楽しみ方を教えてください。
by fdvegi
| 2006-01-11 00:30
| 本を読んでみた
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