京菜

そんなわけで相当な意気込みで料理屋さんに行ったんですが、
いつもえびす顔でほほ笑み、注文が入ると、よっこらしょ、て感じで立ち上がって
ゆっくりゆったり何気ない動作からはちょっと想像がつかない
驚愕のおいしい料理を作ってくれるおじさんが亡くなってました。

空前絶後のそのおいしさばかりでなく、
おじさんの鷹揚なサービスぶりとおばさんの締り屋ぶり、二人のおしどり夫婦ぶりなど
奥まったところにある小さな店内の雰囲気自体が絶妙に良かったんですが、
主人を欠いた厨房というのは見る方としても悲しいものです。

過去3回しか行ったことがないくせに、ぼくとしては不思議なほど親近感を抱いていて、
なんとなれば一緒に行った友人を恋人だの婚約者だのと何とでも偽って、
昨冬、心配していたのか面白がっていたのか、にこにことそんな話をしていたおじさんを
喜ばせてやろうと企んでいたのでした。

はー。

カギの返還とか、もう全然平気。
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by fdvegi | 2005-12-08 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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