ここも久世なのか、というところに倉掛神社という神社があって、その境内に、土を盛って作ったミニ愛宕山が形成されていました。 その頂に灯籠。 まさに愛宕灯籠。 422_南区久世東土川 久世から向日へ抜けていく西国街道からは少し外れており、そういう意味では、向日の389_と似たような位置取りになっています。 ただ、このままドスンと南に突き抜けると、桂川にぶつかるところにも1基確認されていますので、南北の線でいうと、西側の西国街道ラインと、桂川を挟んだ鳥羽街道ラインの間の、中間ラインが形成されているのかもしれません。 もう1基か2基くらい見つけたいところです。 両街道にはやはり物心両面での流通路の意味合いがある一方、その間の一帯は田畑であったはずで、穀倉に端を発すると思われる倉掛神社は象徴的です。 愛宕灯籠が、(ここでも)、土着的な土壌への溶け込もうとしている様子が、読み取れるのではないかと思います。
by fdvegi
| 2018-03-05 00:30
| 京都在住
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愛宕灯籠(124)
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