上高野・修学院の愛宕灯籠

最初に灯籠の存在に気がついた記念として、001_のある上高野・修学院を最初に紹介したいと思います。
毎週のランニングコースでもあり、一時期、地域の歴史的なことを必死になって調べてもいました。遣隋使で有名な小野妹子の息子の毛人(えみし)の墓もこのエリアにあって、その墓碑から眺める里の風景には、平成の世にあってなお平安以前の古の趣きが漂います。

そんなある日、道の角で不意にこの灯籠に目が留まりました。
大権現? 大権現って誰? どこ? 愛宕? 愛宕って愛宕神社の愛宕? それって嵐山の方やろ。
と、ずいぶんと混乱したのを覚えています。
というのも、ここは叡山電鉄三宅八幡駅のすぐ近く、つまり左京区で、比叡山の目の前というか、ほぼほぼ比叡山のテリトリーです。
そんな場所に遥か西方の愛宕山の名前があるわけですから、ほんとに不思議です。


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001_左京区上高野木ノ下町

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006_左京区上高野植ノ町

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002_左京区修学院仏者町

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005_左京区上高野水車町

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007_左京区山端川端町

007_は、ちゃんと撮れていませんが、左側の壁は地域の自衛消防団の建物です。そして奥は川。そう、
・川のそば、橋のたもとに愛宕灯籠。
・自衛消防関係に愛宕灯籠。
という位置関係にあります。この時は、上手に使っているな!という感じでしたが、灯籠を追いかけていくにつれ、それがわりと普遍的な構図だということを知りました。特に橋のたもと。
やはり火伏の神だからでしょう。最初に川があって、その水に沿って防火の灯籠を立て、その灯籠に寄り添うように地域の消防施設を作った、という自然と宗教と社会の変遷を追えるロマンが凝縮しています。


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by fdvegi | 2017-08-12 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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