冷やしあめ

往年のアイドル涼子さんが八戸に帰ってしまっているらしい。
先日、友人が遊びに来て、二人揃って涼子ファンを自任しているものだから、
ついつい勢いづいてその事実にたどり着いた。
悲しい熱っぽさだった。

何年か前には東京で働くところを目撃されているだけに、
考えてみると29才になっている彼女の帰郷はいかにも不穏で、
誰か続報と真相を伝えて欲しい。

ところで、その友人とは実に実に久しぶりの再会で、
ウズベキスタンまでたどり着いた本格的な旅狂いの彼に
自分の東欧旅行の写真さえ見せていなかったことには驚いた。

さっそく東欧とミャンマーのアルバムを引っぱり出したのだが、
「若いな!」と指摘され、23の頃の自分の、
腑抜けて底の浅い笑顔ぶりに改めて気がつき、何だかほのぼのとしてしまった。
見比べたことがなかっただけに、ミャンマーにいる去年の、
切ないような安らぎ感とはえらく対照的なのが、おかしい。

あの頃はあの頃で、東欧を一人で放浪する自分がとても渋く思えていたんだけど。

背後のアドリア海と空の途方もない青は白っぽくしか再現されておらず、
ポーランドの女子高生たちの、あの生々しくなまめかしい白さの中では浮いている。

これは別にそれほどショックでもなかったが、
当時とってもキュートだった曽我ちゃんも、今は豊中で妊娠していると聞いた。

ある友人はつわりがひどく点滴暮らしで、他方、またある友人は心療内科に通い始めた。

友人は相変わらずテロテロ生きているものの、
いかにもな劇団内紛をさかいに芝居をやめ、今は輪島に行こうかなどと言っている。

ぼくはきっと今夜も能力と適性というものについて考える。
[PR]
by fdvegi | 2005-06-01 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
<< リービ英雄の「千々にくだけて」... アイボ >>