夏が終える

日本に戻って早2か月半が経った。
その間ぼくは一つ年を取った。
仕事は特にしていない。

中村勘三郎が亡くなった。
別に今もこれまでも特に好きだったわけでもないけど、特別番組を見た。
この人だけは(亡くしちゃ)だめだろう、という人が世の中にはたぶん何人か確実にいる。
そういうことをよく伝える内容だった。

特に仕事らしい仕事もしないのにオフィスにいなくてはいけないぼくは
仕方がないので昼休みにランニングをして気を紛らわせる。
吉田山の清冽な空気は思っていた以上のスウィープ効果を発揮して気持ちを助けるけれど、
真実のところ、もっともクリアに印象的なのは清冽な空気を通して間近に見える大文字山だ。
目の前にある巨隗というのは、ただその存在だけで十分に人を律する。
その点、考えてみるとやっぱり今の自分はまだまだ肥大しているのかもしれない。

突如として冷え込みの厳しくなった最近、北面の駐車場の車はフロントガラスが凍り付いていて、
ドライバーの人たちがそれをガリガリと削っている。
なんて言ったっけ、あぁスクレイパーだ。
プリンセスプリンセスが復活してやたら流れるダイアモンドの歌詞の冒頭に
実はスカイスクレイパーが登場していて驚いていた矢先だったので、
ここ数日、ガリガリやってる人を見てはスクレイパースクレイパーと唱えるのが楽しい。

なんて思っていた矢先、シークレットサンタをしようという提案が身近に起こり、
そういえば、それらしい行事で妙な名前の催しがあったなと調べてみたらホワイトエレファントで、
その名前の由来がタイの歴史にあることが判明した。

ああ。タイが懐かしい。

日本でのカウンターパートとして殊に精神的に世話になった人が、
この間、仕事を辞めておられた。
その記録として。
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by fdvegi | 2012-12-12 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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