まずスリッパを捨てろ

スウェーデンにいた頃、寮に足フェチのトーマスがいた。
パソコンにため込んだドキドキ画像を見せてくれるというのでのこのこついて行ったら、
それはまさしく足の裏や足の甲または側面の写真で、足とはいってもやはり脚か、
あるいはせいぜい脚+足(つけ合わせ)のことだと思い込んでいたぼくは、
激しい衝撃を受けた覚えがある。

スリッパが残ってしまった。
白くて肌触りのいい、洗えるスリッパだ。
まぶしいほどの圧倒的な白さには化学処理の名残がちらつく、そういう白。

ものの良さを思わせる濃密な黒が影を奪い、
靴下を履いた足はまるで小さな単独の有機体になる。
いかにも柔らかな、けれど非人間的な白さの中にしっとりと包みこまれ、
見え隠れし、温度の予感をにじませながら、やがて限りなく白に近い、
青いほどの膝へ、スカートの影。


不愉快だ!
寝る!
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by fdvegi | 2005-05-23 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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