復活譚

そんなこんなでタイはひとまずの収束を迎えたようです。
よかったよかった。(簡単に言ってはいかんのでしょうが)

安直に考えた天罰が下ったか、またあっさり風邪をひきました。
喉痛から始まって、鼻水、微熱、そして喉痛。
だいぶマシになったけど、足がナヨナヨしています。

聖書によく「足萎え」という言葉が出てきて、イエスが治して立ち上がらせた話がやたら印象深いもんですから、病み上がりのこういう状態になると必ず浮かんでくるんです。足萎え。

と、自分で言っててなんですが、暗い感じじゃなくて、「治癒」とか「回復」とか、そういうものへの祈りみたいなのが織り込み済みなんではないかとは思うのです。

と、そんなことを考えていたら、タイの映画がカンヌ映画祭のパルムドールを取っていました。

聞けば、死にかけの養蜂家のところに死んだ妻の霊が現れる、という霊魂とか復活とかといったことを描いた話なそうな。

先日、新聞紙上で見た小川国夫の再評価の兆しと相まって、なんだか世の中が死者とか魂とか、目に見えないことに手を伸ばそうとし始めているのかしら、という気がしてなりません。
昔から普通に葬送や弔いとしてやってきたことなんですが、そろそろ社会全体がそれをしないではいられなくなってきたんでしょうか。
歳をとったら信心深くなる、人の一生みたいに。

緩慢なパラダイムシフトだよね。
日没へ向かうのかしら。
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by fdvegi | 2010-05-24 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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