仕分けの後で

あれやこれやと意見や声明が出されています。
ノーベル賞級の研究者たちによる批判の次は、大手大学の学長陣による共同声明。ノーベル賞クラスともなれば個人で傍聴するだけでもニュースに取り上げられるし、首相官邸に直談判すらできてしまいます。この先もまた、学者集団による共同の声明があるんじゃないでしょうか。
科学技術、重要ですからね。

一方で、いつまで続くんだか、とさめざめした気持ちにならずにもいられません。 ふと。

というのも、ノーベル賞や学長クラス、最先端研究者レベルの声はかまびすしいほど聞こえるのに、それ以外があんまり聞こえないんですよね。

これでほんとに最終的に科学技術関係費ばかりが復活するようなことがあれば、「声の大きな人の声だけ聞こえるのか」という印象を抱かないでいられません。
それじゃ経団連なんかの業界団体の声をよくよく聞いて行われたらしい規制改革とあんまり変わらないような気が。
もちろん、特定企業のぼろ儲けと、「資源のない国の発展の鍵」や「人類普遍の利益」が違うことはわかりますけれど。じゃあ「子どもゆめ基金」はどうなのさ。と。

いや、何も知らないんですけど。廃止を伝えるニュースでやってました。
町の公民館か開放された役所のオフィスの一室っぽいところで、子どもらが紙を貼り付けた大きな模型を作り、学生ボランティアか近所のお母さんかというような人たちが、その様子を監督している、そういう様子。
「あぁ、そういう取組みか」と納得してしまう、そんな感じ。

そういう人たちがそういう人たちであるという理由で声の大きな人とは差別されたという気持ちならざるを得ない、そういう世の中はよろしくねいよね。

そして、大きな人には大きな人ならではの大人げのようなものも知ってほしいなとも思うところです。
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by fdvegi | 2009-12-01 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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