長岡に憩う

竹林を縫う小径は枯葉色の葉々に敷き詰められている。
さす光はすべて緑に漉されている。
昨夜の雨が降るずっと以前から、葉っぱはそうしていたんだろう。
雨上がりの草いきれだけが昨日と今日を分けている。
においとにおいにもならない澄んだ成分が後頭部あたりから流れこんでくる。
頭蓋骨がぱかりとわれてそこから羽が生えてくる。
中高生だった妻は犬を連れて毎日のようにそこを歩いた。
蛍のようにきれいな水を飲んでここへ飛んできたのだ。
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by fdvegi | 2009-05-31 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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