チェンジ

バラが届いた。
赤い花束で30本。
埼玉の実家から、妻の誕生日きっかりに。

あの2人が結婚を喜んでいるのは明々白々わかりきっていたが、
その度合いについてはまったく誤解していたというか、
完全に認識を超えていた。

2人はぼくの結婚を喜んでいるというより、(もちろん喜んでいるんだが)
妻の到来を喜んでいる。(「家に入る」とかそういう意味ではなく)

それによって確実に何かが変わることを、
日頃、においとは感じられないにおいを鼻腔の奥で密かに掬い取っているように、
窓のないエレベーターの個室の中で上下の移動を間違いなく把握しているように、
きっぱりはっきりと感じ取っているのに違いない。

人の誕生日にバラの花を贈ったことなど、
60年の人生で一度だってなかったはずなのだ。

すでに始まっている。
これはおもしろい。
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by fdvegi | 2009-02-27 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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