死に化粧

先日、新しい靴を買ったので、同系色の古い方を捨てなきゃな、と思っていたのです。
今日、新しい方を磨いて靴箱を開けると、その古い方がありました。
間近に見ると、改めて随分とくたびれています。

思えばこれを買ったのは15年終わりか16年最初の山梨ですから、
トータル5年の使用期間。
毎日同じ靴を履くわけではないとはいえ、なかなか長い方ではないでしょうか。

せめて最後にひと磨き。
本来ならダスキーブラウンなんですが、引越しのごたごたで見当たらないので、
新しい靴用に買ったレッドマホガニーで代用です。

つま先がだいぶやられています。
よくつんのめったり、つま先をぶつけたりするのです。
内側のかかとあたりがこすれています。
脱ぐとき、片方の足で別の足を踏んで抑える悪い癖です。
甲の横じわはもはや波打つように。
手を突っ込むと靴底の親指の部分が破れています。

丹念に、丁寧にクリームを擦り込み、ブラシを走らせます。
俺とよく歩んでくれたね。
ふいとそう呟いた瞬間、鼻の奥をツンと走るものがあるのでした。
次の靴はお前よりもっと慎重にケアするから。
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よく頑張ってくれた。

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by fdvegi | 2008-12-23 00:30 | 京都在住 | Comments(0)
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